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防犯・犯罪手口用語集

ピッキング解錠(開錠)

針金のような専用工具をシリンダー部分に差し込み、解錠（開錠）する手口のことをいう。

ピンシリンダー

ピンタンブラーという部品を使用したシリンダー。ピッキングに対しては、ピンの本数（鍵山の数）が多いほど強くなるが、バンピングで容易に解錠できてしまう。

フロント

ケースの最先端部分にある板のことをいい、デッドボルトやラッチボルドのガイドの役目を持っており、製造者名、商標名、製品の型式記号が刻印されている。

ペアガラス

ガラスを二枚組み合わせ、間に空気層あるいは真空層を入れた窓ガラスのことをいう。従来多く使用されているの1枚の窓ガラスに比べると、断熱・防音性能が飛躍的に優れていて、寒冷地で多く仕様・設置されています。ただ、防犯上の効果は、通常の板ガラスと大差がありません。

防犯設備士

特定非営利活動法人日本防犯装備協会が、警棒、刺又（さすまた）、スタンガン、防犯スプレー（催涙スプレー）などの防犯装備品に関して基礎的な知識、使用に関する技能をもっている人に発行する民間資格のことをいう。防犯装備士資格は、資格認定試験を受験し、試験合格後に資格発行申請を行うことにより取得できます。また、防犯装備士資格を取得後に、諸試験を通過すると防犯装備士教育指導員資格を取得できます。

防犯ガラス

強化ガラスなどと違い、防犯対策として作られたガラスです。構造は、樹脂などの特殊な素材を用いており、飛散防止の効果や、防音性やUVカット効果にも優れています。

防犯フィルム

ガラスの防犯対策として、特殊な樹脂で作られたフィルムの事を言う。このフィルムを窓の鍵の周りのガラスに貼ることでガラスが割れても破片が飛び散ることが少なくなり貫通を防ぐことができます。

防盗金庫

盗難から現金や貴重品を守る目的で作られた金庫のことをいう。防盗金庫は、バールなどによるこじ開けやバーナーを使った溶断接にも耐える防盗性能を持ち、火災に強い耐火性能もあります。防盗金庫を利用すれば、金庫の中の現金や貴重品を、侵入窃盗から確実に守ることができます。防盗性能に関する等級は、日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会が基準を設けており、耐工具・耐溶断 (TRTL) 15分、30分、60分、耐工具 (TL) 15分、30分、60分、耐工具 (TS) 15分に分類されています。

補助錠

主錠の他に防犯性を高める目的で補助的に取付ける錠前のことをいう。

本締り錠

デッドボルトだけを備えた錠のことをいい、鍵をシリンダーに差し込んで回すか、サムターンで施開錠する。
他の玄関錠と併用して補助錠として使用するなど、防犯効果を高めるためにも用いられる。

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